田瀬法律事務所の日記
2014年1月 7日 火曜日
年末年始の風景
当事務所は、本日から新年の営業です。
昨年度は12月28日から休みを取らせて頂きましたので、10連休明けです。
年末年始は、当方の実家がある札幌で過ごしました。
年末年始の雑感を取留めのないままに綴らせていただきます。
まず1つ目です。
今年は年末年始に全国的な寒波が襲いましたが、北海道も例外ではなく、帰省していた期間雪の降らない日はありませんでした。
当方は毎年帰省するわけではありませんが、こんなに雪が多かった正月は久し振りでした。
実家の母も同じことを言っておりました。
大晦日は久し振りに紅白歌合戦を観て過ごしました。
当方が幼い頃、大晦日は家族揃って紅白歌合戦を観て、それが終わってから年越し蕎麦を家族で口にするというのが全国的な風物詩でした。
当方が小学生のころ、紅白歌合戦の視聴率が80%を超えたような記憶があります。
ところが、世の中が多様化し、大晦日は家族全員で紅白を観ることが当たり前ではなくなりました。
紅白を観たり、裏番組を観たり、或いは友達同士で集まって飲んだり食べたりなど、家族が別々に大晦日を過ごすようになりました。
当方も例外ではなく、一時期は母は紅白を観て楽しみ、当方と父は格闘技を観て過ごすパターンが暫く続きました。
そんなわけで、当方はここ20年くらい紅白を観た記憶がありません。
昨年は20年振りくらいに紅白を観ましたが、結構面白く観戦できました。
国民的人気を得た「あまちゃん」の出演者を効果的に使った演出も光り、視聴率は最近でも一番だったそうです。
いつも観る格闘技は録画して正月に観ていました。
次に2つ目ですが、年末に悲惨な事件が海外で起きました。
新婚旅行で訪れた南米のエクアドルで日本人夫婦が乗ったタクシーが強盗に襲われて、夫が銃撃されて死亡し、妻が大けがを負ったニュースです。
エクアドルは「ガラ携」で有名なガラパゴス諸島に行く玄関先の国で、世界各地から多くの観光客が訪れるようです。
エクアドルを含む他の中南米諸国では「特急誘拐」と呼ばれる、一種の集団強盗による被害が頻繁に発生し、とりわけ外国人は金を持っていると思われているので、よく狙われることがあるそうです。
ただ、殺害にまで至るケースは非常に少なく、今回殺傷劇になったのは妻の身を案じた夫が強く抵抗し、それが仇となって殺害されたのではないか思われます。
幸せの頂点から不幸のどん底に落とされた被害者とその遺族・家族には、何と言ってよいか言葉が見つかりません。
この事件では大統領が陣頭指揮を取って徹底的な捜査をして犯人を逮捕すると語っている様子がニュース映像で流れていますが、観光以外にめぼしい外貨獲得手段が殆どないエクアドルでは、犯人は、国の利益を大きく侵害する「国賊」となったと思います。
そのことは全国民を敵に回したと同じかもしれません。
中南米では屡々残虐な刑罰が行われることで有名ですが、もし犯人が逮捕された場合、形式的な裁判をあっさりと済ませてから衆人監視のもとでの銃殺刑の執行という事態もないとはいえません。
犯人のしたことは許せませんが、(余計なことかもしれません)しかし仮にそのような事態になれば弁護士として重い気分になります。
昨年度は12月28日から休みを取らせて頂きましたので、10連休明けです。
年末年始は、当方の実家がある札幌で過ごしました。
年末年始の雑感を取留めのないままに綴らせていただきます。
まず1つ目です。
今年は年末年始に全国的な寒波が襲いましたが、北海道も例外ではなく、帰省していた期間雪の降らない日はありませんでした。
当方は毎年帰省するわけではありませんが、こんなに雪が多かった正月は久し振りでした。
実家の母も同じことを言っておりました。
大晦日は久し振りに紅白歌合戦を観て過ごしました。
当方が幼い頃、大晦日は家族揃って紅白歌合戦を観て、それが終わってから年越し蕎麦を家族で口にするというのが全国的な風物詩でした。
当方が小学生のころ、紅白歌合戦の視聴率が80%を超えたような記憶があります。
ところが、世の中が多様化し、大晦日は家族全員で紅白を観ることが当たり前ではなくなりました。
紅白を観たり、裏番組を観たり、或いは友達同士で集まって飲んだり食べたりなど、家族が別々に大晦日を過ごすようになりました。
当方も例外ではなく、一時期は母は紅白を観て楽しみ、当方と父は格闘技を観て過ごすパターンが暫く続きました。
そんなわけで、当方はここ20年くらい紅白を観た記憶がありません。
昨年は20年振りくらいに紅白を観ましたが、結構面白く観戦できました。
国民的人気を得た「あまちゃん」の出演者を効果的に使った演出も光り、視聴率は最近でも一番だったそうです。
いつも観る格闘技は録画して正月に観ていました。
次に2つ目ですが、年末に悲惨な事件が海外で起きました。
新婚旅行で訪れた南米のエクアドルで日本人夫婦が乗ったタクシーが強盗に襲われて、夫が銃撃されて死亡し、妻が大けがを負ったニュースです。
エクアドルは「ガラ携」で有名なガラパゴス諸島に行く玄関先の国で、世界各地から多くの観光客が訪れるようです。
エクアドルを含む他の中南米諸国では「特急誘拐」と呼ばれる、一種の集団強盗による被害が頻繁に発生し、とりわけ外国人は金を持っていると思われているので、よく狙われることがあるそうです。
ただ、殺害にまで至るケースは非常に少なく、今回殺傷劇になったのは妻の身を案じた夫が強く抵抗し、それが仇となって殺害されたのではないか思われます。
幸せの頂点から不幸のどん底に落とされた被害者とその遺族・家族には、何と言ってよいか言葉が見つかりません。
この事件では大統領が陣頭指揮を取って徹底的な捜査をして犯人を逮捕すると語っている様子がニュース映像で流れていますが、観光以外にめぼしい外貨獲得手段が殆どないエクアドルでは、犯人は、国の利益を大きく侵害する「国賊」となったと思います。
そのことは全国民を敵に回したと同じかもしれません。
中南米では屡々残虐な刑罰が行われることで有名ですが、もし犯人が逮捕された場合、形式的な裁判をあっさりと済ませてから衆人監視のもとでの銃殺刑の執行という事態もないとはいえません。
犯人のしたことは許せませんが、(余計なことかもしれません)しかし仮にそのような事態になれば弁護士として重い気分になります。
投稿者 田瀬英敏法律事務所(恵比寿の弁護士)