田瀬法律事務所の日記
2012年4月10日 火曜日
司法修習生
約1ヶ月弱、細々とした雑務に追われ日記を書けずにいました。
先月下旬から6月下旬までの約3ヶ月間、司法修習生の実務研修(弁護修習)を指導することになりました。
司法試験に合格すると司法修習生となり、1年間(当方の時代は2年間)法曹三者(裁判官、検察官、弁護士)の実務をそれぞれの実務家である裁判官、検察官、弁護士から指導を受けながら実地研修をします。
司法修習地は東京、大阪などの大都会から各都道府県に及び、当方は平成8年から1年4ヶ月間、北海道の函館市で実務修習をしました。
司法修習生は、法曹三者の実地研修をするわけですから、法律事務所で弁護士から指導を受けて行われる弁護修習は法律相談や依頼の際に指導弁護士とともに立ち会い、刑事弁護の際は警察署などで被疑者と接見(面談)を行い、訴状などの裁判関係の書面作成(起案)をして、それをチェックしてもらいます。
司法修習生は司法試験に合格したと言っても、机上の理屈だけで法律実務経験は素人同然ですから、起案した書面は原型を止めないくらい訂正箇所(いわゆる赤ペン)が入ることもあります。
幸い、当方は原型を止めなかった起案はありませんでしたが、半分くらい赤ペンを入れられることもありました(それが間違いなく現在の日々仕事の糧になっておりますので、非常に得難い経験でした)。
当事務所に弁護修習に来ている司法修習生は同じ大学の後輩で1回で司法試験に合格した若いですが非常に優秀なW君です。
既に中堅の法律事務所への就職内定が決まっているようですが、当事務所で実務修習をする3ヶ月の間にできるだけの経験を積んでいってほしいと思います。
先月下旬から6月下旬までの約3ヶ月間、司法修習生の実務研修(弁護修習)を指導することになりました。
司法試験に合格すると司法修習生となり、1年間(当方の時代は2年間)法曹三者(裁判官、検察官、弁護士)の実務をそれぞれの実務家である裁判官、検察官、弁護士から指導を受けながら実地研修をします。
司法修習地は東京、大阪などの大都会から各都道府県に及び、当方は平成8年から1年4ヶ月間、北海道の函館市で実務修習をしました。
司法修習生は、法曹三者の実地研修をするわけですから、法律事務所で弁護士から指導を受けて行われる弁護修習は法律相談や依頼の際に指導弁護士とともに立ち会い、刑事弁護の際は警察署などで被疑者と接見(面談)を行い、訴状などの裁判関係の書面作成(起案)をして、それをチェックしてもらいます。
司法修習生は司法試験に合格したと言っても、机上の理屈だけで法律実務経験は素人同然ですから、起案した書面は原型を止めないくらい訂正箇所(いわゆる赤ペン)が入ることもあります。
幸い、当方は原型を止めなかった起案はありませんでしたが、半分くらい赤ペンを入れられることもありました(それが間違いなく現在の日々仕事の糧になっておりますので、非常に得難い経験でした)。
当事務所に弁護修習に来ている司法修習生は同じ大学の後輩で1回で司法試験に合格した若いですが非常に優秀なW君です。
既に中堅の法律事務所への就職内定が決まっているようですが、当事務所で実務修習をする3ヶ月の間にできるだけの経験を積んでいってほしいと思います。
投稿者 田瀬英敏法律事務所(恵比寿の弁護士)